田んぼに溝切りを行う時期、中干しには欠かせない水田の維持管理方法

田んぼに溝切りを行う時期です。
田んぼの中干しには欠かせない水田の維持管理方法のひとつですが、これを行うもう一つの重要な意味があるのですがそれが、秋に向けて田んぼをぬかるまないようにすることです。
今の時期中干をしっかりやらないと、秋に田んぼがぬかるんでコンバインが歩けないのです。
我が家の1.5haの水田、田んぼには溝切が欠かせない年間の行事です。
我が家のこの溝切機械ですが、なんとかれこれ36年くらい使っています。
始めて田んぼで溝切が有効だということで親父が一番最初に買った機械なんですよ~~
我が家では農業機械はそのほとんどが永~~く使っています!
例えばトラクターはすでにこれも35年経過しています。
クボタの27馬力ですがこの時に購入した農業機械やさんのA農機さんとは今も懇意にお付き合いしています。
2年ほど前にコンバインのベルトが切れて即来てもらったのですが、電話するとすぐに修理に駆けつけてくれます。
その時には社長が来たのですが、その時の話・・
「社長ずいぶん長いこと面倒見てもらって感謝していますよ!」
「いえいえSさんこっちは商売ですから」
「ところで何年なりますかねえ・・親父が一番最初ですから社長が会社起こした年ですよね。」
「そうですよ~~起業してトラクター買ってもらった時は本当にうれしかったですよ」
「その時のお客さんって今でも付き合っていますか?」
「まあ今でもの方はいますが、もう少なくなりましたね」
こんな会話でしたね。
私は機械屋さんでも車の整備屋さんでも絶対に浮気はしません。
なぜなら相手もわかってくれますからそれがひいてはお互いにメリットがあると確信しているからです。
困ったときにはすぐに修理に来てくれて、しかもサービスは満点にしてくれます。
これが一番のお互いの信頼の上に立った相互の利益になると私は確信しているからです。
車も整備屋さんはすでにこちらも30年以上のお付き合いです。
今では我が家の車、自家用車と軽トラックの5台すべてそこに整備と車検はお願いしています。
やすいですよ~~
しかし一番世話になったのは我妻です・・あほか・・ですね・・
話それましたがこの溝切という作業は、農作業のうちで一番の重労働だと思います。
この溝切機械を押しながら田んぼのぬかるんだ泥をかき分けて一本100メートルの田んぼを1枚で7本切ります。
したがって700メートルこの機会を押しながら進むわけです。
すでに1枚だけでもハアハア言いながらこれを4枚やるわけです。
したがって最低の歩く距離は2800メートルになるわけですよねえ~~
田んぼの泥をかき分けながら、しかも溝切は排水をよくするためにやるわけですから、かくかくの溝はつないでいかなくてはいけないわけです。
この作業をしながら2800メートル以上泥の中を田植え長靴を履きながら進むわけです。
終わったら田んぼの土手に寝っ転がってしばらく動きたくないですね。
しかしだ!
最近は乗って溝切を行うなんという名称なのか・・
「田面ライダー」
というのがあるのですが・・しかし買うまでもないですよねえ・・
高々午前中で終わる仕事ですから・・
しかし中身が濃くてすごく重労働と感じる最高の難度の農作業です。
あとの農作業なんてこれから比べたらお遊びに近いかも…
ヘッダー画像は我が家の庭のつつじ?なのかな…たぶんしだれていてすごくきれいですが具体的には何の庭木なのかさっぱりわかりませんがとてもきれいで気に入っています!